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LIFE IS A PARTY

圧倒的学習効率を実現!東大に現役合格したナマケモノが勉強のコツを語る

努力や継続がとにかく苦手なぼくだけど、中高6年間塾に通わずに独学で東大に現役合格した。そしてその秘訣は、常に学習効率を意識し、勉強という行為自体について考えていたからだと思っている。今回の記事では、生粋のナマケモノが東大に現役合格した勉強のコツ=勉強という行為そのものに対する捉え方を紹介する。

 

 

 

「理解」について

「分かった」「理解した」というのは、幅の広い言葉だ。ぼんやりと概要をつかんだだけでも、人は「分かった」という。しかし、この「分かった」は危険だ。分かったと思ったのに、いざ問題を解こうとすると、全然解けないということがよくあるのだ。「分かった」「理解した」には、理解度のレベルがあるということについて、意識的に考えてみる必要がある。自分の「分かった」は、実際に問題を解くときに「使える」レベルなのか?

 

説明できるか?

あなたがこれから先「分かった」と思ったとき、理解したことを、人に説明できるかどうかを考えてみてほしい。人に物事を説明できるということは、高度に理解できているということだ。もしその物事を自分の言葉で説明できた場合には、対象に対する理解だけでなく、イメージまでしっかりとできているということだ。

理解したことを自分の言葉で人に説明できるのなら、その知識を使って問題を解くこともできる。

 

 

 

「記憶」について

Brain | Flickr

やみくもに記憶してはならない。あなたの脳は、限られた資源だ。

数学が得意な人ほど、公式を覚えていないものだ。彼らにその理由を聞けば、「他の式から導出できるから」という答えが返ってくる。

また、アインシュタインの名言に、

調べられるものを、いちいち覚える必要などない。

というものがある。アインシュタインの「覚えなさ」は有名で、自宅の電話番号を一生覚えなかったとか、自分が発見した光の速度を覚えていなかったという逸話がある。アインシュタインは、調べれば分かることを覚えないようにすることで、脳という資源を温存していたのだ。

 

また、優れた聴覚を持つ盲目の人や、通常の知能は弱いが特定の分野に異常な才能を発揮するサヴァンと呼ばれる人々がいる。こうした人たちは、脳という限られた資源を一般の人より集中的に一箇所に注ぎ込んだため、特別な能力を得るようになったと考えられる。

 

記憶の節約

ここで挙げたのは特別な例であり、マネをする必要はない。ただ、この例から分かることがある。脳という資源は、節約することでその分を別の場所に注ぎ込むことができるということだ。だから、記憶という資源はできる限り節約しなければならない。

  • 考えれば分かることはなるべく覚えないようにする。
  • 10個の事象の裏に潜む一つのルールを見つけ出す。
  • 複雑な事象を学ぶ際は、その要点だけを覚えるようにする。

こうした心がけで、記憶は節約できる。

繰り返し言うが、やみくもに記憶してはならない。

 

 

 

「書く」ことについて

書くという行為は、時間がかかりすぎる。あなたの時間は、限られている。単なる暗記の手段として、「書く」ことを使いすぎないこと。

 

暗記は口と目でする

暗記をするとき、書くという行為に頼ってはいけない。英単語を覚えるのでも、社会の記述答案を覚えるのでも同じだ。暗記は口と目でするものだ。

理由は一つ。書くという行為は、時間がかかりすぎるからだ。

書かないでも覚えられるよう、訓練すること。口と目でする暗記は、集中力を要する。その分、時間を大幅に節約できる。

 

ペンは動いている。脳は動いているか?

暗記をするのに、「書く」という行為はいらない。

同じように、理解するのにも「書く」という行為はいらない。理解というのは、目と頭と口でするものだ。

授業中の板書は、理解を伴わないことが多い。これほど無駄な動作はない。あとで見返すため?あとで見返したいなら、同じことが教科書にも書いてある。理解せずに、頭を動かさずに書く板書は無意味だ。

 

授業の受け方

授業という時間は、目と頭で理解してこそ意味がある。授業が終わったら、理解した内容を口にする(=説明する)ことで、自分の理解度を確かめる。板書は、教科書に書いていないことだけをメモするといい。無駄なことが書いてあるノートは、見返すのにも無駄な時間がかかってしまう。

ヘタな教師ほど板書をキッチリととらせたがる。そうすることで授業した「っぽさ」が出るからだ。本当に優れた教師は、決して板書を強要しない。

 

「書く」は、思考整理のため

書くことは、理解するときにも暗記するときにも不必要だと述べた。では、書くという行為は勉強においては全く不要なのか?そうではない。書くことが有効なのは、思考を整理したいときだ。

理解や暗記が済んだ段階において、あなたの頭の中は多数のヒモが絡まりあったような状態にある。頭の中に全てのアイデアがあるのだけど、まだそれらの関係性が整理できていない状態だ。このようなとき、書くことによって、絡まりあったヒモを解きほぐし、一本の道筋を目の前に組み立てることができる。

 

 

 

学習のプロセスについて

学習には、「理解」「暗記」「整理」というプロセスがある。

あなたは「頭」「目」「口」「ペン」という道具をもっている。

学習のプロセスをどの順番に持ってきて、それぞれのプロセスでどの道具を使うのか?ぼくにはぼくのやり方がある。あなたは、あなたが考え、あなたが納得したやり方を実践することが一番効果的だ。

 

 

 

 「夢」について

大きな夢を持つこと。そしてそれを細分化し、小さな目標として設定すること。

たとえば、「日本一英語ができる人」という夢をもつ。そしてそれを細分化し、「いまはこのペースでこれだけの単語を覚えなければならない」と目標をたてる。

夢があれば、方向を見失わない。目標があれば、行動ができる。

 

 

 

あなたの人生が実り多きものになるよう。